マーレジャパン(株)
(2025年11月24日更新)
真岡工場外観
快適な生活を支えている産業の1つである自動車。その自動車の“心臓”である動力源を開発しているのがマーレ(MAHLE)です。当社はドイツに本拠地を置くグローバルサプライヤーで、世界自動車部品企業ランキングでは毎年TOP30以内にランクインしています。外資系企業のためなかなか知ってもらう機会がありませんが、世界中で生産される自動車の多くにマーレグループの製品を搭載しており、自動車業界の発展になくてはならない企業の1つと自負しております。
日本におけるマーレは事業部別に法人(会社)が分かれています。マーレジャパン株式会社は、サーマル&フルードシステムズ事業の日本法人として動力関連部品(エンジン、インバーター、燃料電池等)の先行開発・製品・製造・販売を行っています。また、アジアグループのリーダーとして、インド、韓国、タイ、フィリピン、インドネシアの発展も牽引しています。
その中でも栃木県真岡市に拠点を構える真岡工場は、マーレジャパンの“マザー工場”として製品の量産化検討、製造を担当しています。国内の各自動車メーカー様を対象に、エンジン車・ハイブリッド車向け部品である「ヘッドカバー」「オイルクーラー」「カーボンキャニスター」など、電気自動車向け部品である「ウォータージャケット」などを生産しています。真岡工場はマーレジャパン製品の生産の中心となっており、真岡工場で培った生産技術は東アジアを中心とする世界中にシェアされ、正確かつ効率的なマーレのモノづくりを支えています。
輸送用機器製造業(主に自動車用吸気・潤滑製品の開発、製造)
グローバル企業であるマーレジャパンですが、一方で日本に根付いている企業としての文化も忘れていません。日本国内の拠点はすべて日本語を公用語としています。働く従業員を大切にする風土があり、スーパーフレックスタイム制度や休日制度、育児介護に関する制度などを充実させています。風通しの良い外資系企業の風土と、堅実な日系企業の両方の長所を取り入れている点も魅力のうちの一つです。労働組合主催のイベント「カート大会」「いもほり会」など、また社内の同好会「サイクリング同好会」「クッキング研究会」を通して社員同士の交流も活発です!